ウェブエキスパートドラフトに参加しました
結果からいきましょう。
希望年収欄に600万円と記入したところ、だいたい600万円で指名が入りました。 指名獲得数は参加者中最多で、1位指名(1企業1人にだけ出すことができるやつ)の数は4件でした。
よかったですね。
このエントリで書くこと
ご挨拶が遅れました。こんにちは。 @jitsuzonです。
「転職ドラフト」のディレクター、プロダクトマネージャー、マーケター版である「ウェブエキスパートドラフト」(運営会社はどちらもリブセンス)第1回に参加したので、結果や感じたことをまとめておこうと思います。
全体の結果はこんな感じで載っていて、掘っていくとどんな経歴の人がどんな企業から指名入っているかなどわかるので、くわしくはサイトからご確認ください。
なんで参加したか
自分の市場価値を知りたかった、というのが一番です。 年収がいくらになるのかって応募と面接を経て最後にしかわからなかったりします。 正確でなくてもいいので、労働市場的に自分はどのくらいの実力と見積もられるのか知りたかった。 全体でどの程度なのか、どの点が評価されるのか、調べたことがなかったのでやってみました。
直近のお仕事がやりがいあって会社に大きな不満も無いので、 転職メインという感じではなく申し訳なさがありましたが。。 もちろん、総合的に良いお話には乗っかっていく気持ちはありました。
結果
数値に関しては、冒頭に貼ったとおりです。 とても多くの会社にご指名いただき、本当にありがとうございます。 公私共にこんなにモテたことないのでかなり戸惑いつつ興奮しました。
自分の状況的に近々の転職はむずかしいなと思い、一度すべて辞退させていただきましたが、何社さんかは会ってお話する機会をいただきました。ありがとうございました。
どのあたりが評価されたか
- KPIを伸ばした実績
- ユーザーファーストかつ分析的にプロダクトつくりができる
- ステークホルダーの調整ができる
- 中規模事業も新規事業も経験している
- 組織マネジメントもできそう
- ブログとかで言語化できているところ
- インターネットが好きなこと
コメントいただいた中で共通しているのはこのあたりです。 「インターネット良くしていきたい」と書いたら共感してもらえたの嬉しかった。
感想
単純に嬉しい
こんなにも指名が入るなんて。名指しで評価されるのは嬉しいですね。 各社さんレジュメだけでなくブログや発表資料も読んでくださってありがたいです。
アウトプット大事
ディレクターやマーケター、プロダクトマネージャーは、Webでのアウトプットはエンジニアに比べて少ないです。
ただ、誰かに理解してほしいなら言語化する以外方法がありません。 もちろんレジュメで伝えるんだけど、経歴の話しが多く、汎用的な話や時間の都合上省かれる話がある。
僕の場合、ブログや勉強会で発表したりしているので、それを見てもらえました。 アウトプットすること自体を、言語化・抽象化する能力があると評価してもらえたりもしました。
普段はアウトプットを自分のふりかえりや備忘録、考えを抽象化する訓練、誰かの役に立つこと、フィードバックを得ることを目的にやっていたけど、転職に活きる良さをわかりやすく認識しました。
リーズナブルと思ってもらえた
買い叩かれてるみたいな意味じゃないです。現職よりは高いしこのくらいだろうと雑に希望年収を600万円としました。それで多くの指名をいただいたので、次回参加するならもう少し高くしてもいいだろうなと思いました。それにしても希望年収を超える指名って来ないものなんですね。
結果について人と話す機会があったんですけど、提示年収が高い人はすでに完成されてたり強い専門領域持ってたりする、jitsuzonの場合は原石として良いって感じだよ、と言われ「なるほど」となりました。
実力の評価としては十分じゃない
今回のドラフトに参加していないプロダクトマネージャーの人もいっぱいいるし、プロダクトマネージャーの広い職域の中のほんの一部しか伝えられていないので。 もちろん浮かれて調子に乗ることもダメ。まだまだなところがいっぱいあるので気を引き締めていきます。
参加者の書いていることを見れるのが良い
レジュメを公開している人もいるし、高く評価されてる人のスキルや書いていることを見て参考にできます。良いこと書いてるな〜〜〜とふむふむすることがある。
レジュメ書くのそこそこ大変
がっつり書こうと思うと数時間かかります。僕は2日にわけてちょろちょろ書きました。考えがまとまるし、今後も職務経歴伝えるときに使えるなと思ったので良い行為でした。あと伝わりやすさやアピール上、自分の成果っぽく書くんですけど、実際はチームのみんなで達成したものなので申し訳なさがあった。
これからどうしたいか
サイトで入力する項目の1つ「直近、具体的にしたい仕事」には以下のように答えました。
## インターネットを良くするプロダクトに関わりたい インターネットが大好きなので、 インターネットの進化や文化に大きく関わるようなプロダクトに関わりたいです。 インターネットに恩返しをしたいという想いがずっとあります。 今はプロダクトマネジメントをして貢献できるといいなと思っています。 ## プロダクトマネジメント力を高めたい ### 「 他のプロダクトマネージャーと一緒に働く」 今の環境にはプロダクトマネージャーが多くないので、 直接的に参考にできる人や情報が少ない状態です。 他のプロダクトマネージャーとともに、 知見の共有や切磋琢磨をして力を高めたいなと思っています。 ### 「複数のプロダクトを担当する」 マネジメントするプロダクトを増やして、知見の横展開を自分でできるようになりたいです。 同じプロダクトで同じフェーズを何度もやることはできないので、 複数プロダクトで反復、改善を行えるといいなとは思っています。 やはりプロダクトマネジメントはシチュエーショナルなものなので、 経験がものをいうところがあります。その経験の絶対量を増やしたいなと思います。
「複数のプロダクト」というところ
来年からフレックスになって時間に融通が効くし、どこかお手伝いできるところを探してみようかなと思います。それも今のプロジェクトが落ち着いてからで。
アウトプットを増やす
加えてこちらもやりましょう。まだまだ少ないのでがんばりましょう。
またドラフトに参加する
1回だとわかりきらないし、自分のふりかえりになるので。転職意向が無くてもそれを伝える項目があるからとりあえず出してみましょう。損することないのでみなさんにもおすすめです。紹介したらスタバの3,000円券とかもらえるらしいので、そういうことでお願いします。
それではよいお年を。